本当に移住したいのか?
今の頭の中を整理してみました。
一歩外を出れば、マスクしている人を見なければいけない。
それは自分にとってとてもストレスなこと。
しかしながら、海外に移住するということは、家族がみな英語圏で生活する必要があり、英語で話さなければいけないストレスを毎日家族に与えることになること。
夫や息子にとっては、マスクをしている人を見る事に抵抗はなく、
おそらく自分がマスクをすることに関しても抵抗はないのだろう。
自分自身が、この日本で、生きがいを見つけて人生を楽しむことができれば、
夫や息子をわざわざ海外に連れて行く必要はないのである。
日本の好きではないところ、それは平等主義であったり、平均化主義であるところ。
常識にとらわれているところ、人の目を気にしすぎるところ。
これが海外にいけば解放される。
しかしどうだろう。
夫は、そんな「みんな一緒で、平和な」日本が好きだという。
今の家族との幸せを手放したくはない。
しかし、日本で生きるということ、日本から出られないということは、
私の精神を徐々にむしばんでいる気がする。
一度自分を見つめなおす上でも、海外に一人で働きに出てみたいとは思う。
そう、母親の海外赴任である。
しかし、息子はそれに対してどう感じるか。
まだ幼い息子を置いていくこと、それは息子にとってどれだけの精神的な穴を作るか、わからない。
しかし、いつ息子が、日本が息苦しいと感じるかと思うと心配だ。
学校に行きたくないとSOSを息子が出した時、選択肢を持てるようにしておきたい。
オーストラリアビザの取得は、そのため必要な選択肢だ。
ビザを取得したからといって、行くかどうかはわからない。
取得しておくことは、息子の逃げ道を確保してあげることになるだろう。